コンパイラツールチェイン「ARM Compiler」および「ARM Compiler 6」では、定義済みC/C++プリプロセッサマクロの一覧を確認することができます。
以下の手順をeBinder IDEで対象プロジェクトが開かれた状態でおこなってください。
■ 定義済みC/C++プリプロセッサマクロの一覧を確認する方法
- プロジェクトビューからビルドツリー以下の該当ソースファイルのビルドノードの一つ上のビルドノード(ファイルタイプ「ARM Object」のファイル)を選択し右クリック
- 表示されたコンテキストメニューの中から、ビルド設定を選択
- ドロップダウンメニューのInput/Outputを選択
- Extra command line argumentsに以下のオプションを記述
- 「ARM Compiler」を使用する場合
--list_macros
- 「ARM Compiler 6」を使用する場合
-E -dM
-
- OKを押す
- 再度プロジェクトビューのビルドツリーから上記設定したファイルを選択し右クリック
- 表示されたコンテキストメニューの中から、ビルドを選択
- ビルドが完了したファイルをダブルクリックすると、エディタに定義済みC/C++プリプロセッサマクロの一覧が表示されます。
なお、このままではオブジェクトファイル形式ではありませんので、プロジェクトのビルドができません。
以下の方法で設定を元に戻します。
■ 設定を元に戻す方法
- プロジェクトビューからビルドツリー以下の上記「定義済みC/C++プリプロセッサマクロの一覧を確認する方法」手順で設定したビルドノード(ファイルタイプ「ARM Object」のファイル)を右クリック
- 表示されたコンテキストメニューの中から、ビルド設定を選択
- Input/Outputを選択
- Extra command line argumentsに記述された以下のオプションを削除
- 「ARM Compiler」を使用する場合
--list_macros
- 「ARM Compiler 6」を使用する場合
-E -dM
-
- OKを押す
- 再度ビルドツリーから上記設定したファイルを右クリック
- 表示されたコンテキストメニューの中から、ビルドを選択