無線ソフトウェア開発ツール「eSOL Emusen」  FAQ

イーソルの提供する無線ソフトウェア開発ツール「eSOL Emusen」に関する、よくある質問と回答を掲載しています。

FAQ一覧

Q. セキュリティ対策について教えてください。

  1. 無線LANの標準的なセキュリティ(WPA2-PSKなど)が可能です。
    ・ハンディターミナル側のプログラム開発が不要のため、ハンディターミナル単独では動作しません。
    ・ハンディターミナル紛失時は、接続中のプログラムを終了したり、ポート番号を変更することで、サーバー側から通信拒否が可能です。

Q. 別のハンディターミナルに業務システムは100%移植可能ですか?

  1. ハード依存部分のみ、変更が必要です。
    ・画面サイズが小さくなる場合は縦横位置が圧縮、色数が減る場合は少ない色数に圧縮されます。フォントサイズや位置を変更して
     リビルドすればプログラムが移行できます。
    ・キーが「多い」機種から、キーが「少ない」機種へ移植の場合は再設定と、別画面で足りないファンクションキーを表示させるなど、
     プログラムの変更対応が必要です。(ただし、作り直しに比べて手間は少ないです。)

Q. どのような機種が使えますか?

  1. 無線LAN(ハンディターミナルが対応している11b/g/a/nなど)が使用でき、「Emusen」が対応している機種に限られます。
    ・機種は随時増やしています。現在の対応機種についてはこちらからご確認ください。

Q. 使用するデータベースは特定のものですか?

  1. 特定のデータベースに依存せず、Visual Basicでプログラム制御可能なデータベースであれば、すべて利用可能です。

Q. 「Emusen」未対応の機種へ機種変更をしたい場合、何か問題はありますか?

  1. 実行モジュール、シミュレータ、開発支援ツールの未対応機種への移植が必要となります。
    ・ハンディターミナルのハードウェア制限により、どうしても再現ができない部分(画面サイズ、色、キー数など)は、変換時に
     少ない方に集約されます。
    ・画面サイズが小さくなる場合は縦横位置が圧縮、色数が減る場合は少ない色数に圧縮されます。フォントサイズや位置を変更して
     リビルドすればプログラムが移行できます。

Q. ルータ超えの使用は可能ですか?

  1. ルータに別ネットワークへのルーティング設定がある場合、ハンディターミナルの「デフォルトゲートウェイ」設定に、ルータのアドレスを
    指定することで使用可能です。

Q. 無線圏外になった場合はどうなりますか?また無線圏内に戻ってきた場合、引き続きの運用が可能ですか?

  1. 圏外に出た場合、一定回数のリトライをおこないます。リトライでも接続できない場合は「継続」か「終了」を選べます。
    圏内に戻ってきた場合「継続」を行うことで引き続き運用可能です。

Q. 現在使用している既存システムに「Emusen」を使用することは可能ですか?

  1. 「Emusen」のシステムを既存プログラムに取り込むことは可能です。ただし、開発言語はVisual Basicに限られます。

Q. エミュレータとは何ですか?

  1. 他のOSやCPUの機能を再現し、そのOS(CPU)向けのアプリケーションソフトを動作させるソフトウェアを言います。
    アプリケーションをPCで構築し、無線通信経由でハンディターミナルに再現させています。
    ハンディターミナルでPCアプリケーションの再現を簡単にできるようにするツールが「Emusen」です。

Q. サポート内容を教えてください。

  1. WEBによるサポートを 6ヶ月間 150,000円 で承っております。弊社開発担当による、メールベースのご対応となります。

Q. 通信SIMを使った運用は可能ですか?

  1. 「Emusen」はIPアドレスを使用してサーバー⇔ハンディターミナル間の通信を行うため、固定IPが付与されているサーバーおよび
    通信SIMカードであれば使用可能です。
    IPアドレスが変更になる通信SIMの場合、正常に動作しない場合があります。必ず運用前にご検証ください。